Seminar Topics

Computer Aided Engineering

CAEグループでは都市の洪水に関するCAE技術がもたらす減災に関して議論を行いました。

土木技術の向上により、洪水被害による死者が減っている一方、地球温暖化などの気候変動を背景にゲリラ豪雨が都市を中心に多発してきています。 このような背景を踏まえると洪水に対する人々の意識など状況は大きく変わってきています。そこで、各国の技術提案を設計、データ収集、データ解析、可視化というファクターに分類し、 減災のためのCAEのポジションや情報提供の仕方について考えました。その上で、今後、CAEが減災のために行っていくべきことについて提案しました

Hydraulic

Hydraulicグループでは、頻度の増す大豪雨に対するハードとソフトの両面からの対策に関して議論しました。

近年、大豪雨による洪水は、その頻度と規模において増加の一途をたどっています。 これらを治水構造物などのハード面から完全に防ぐことは不可能に近く、減災という観点からどこまでを許容するのか、 許容した場合にソフト面でどのような策を講じるべきなのかが非常に重要になります。今回Hydraulicグループでは、 ハード、ソフト両面から洪水とどのように向き合っていくべきかを議論し、今後の予防策について検討しました。

Transportation

Transportationグループでは、自然災害が交通システムに及ぼす被害をいかに回避し、解決策を見出していくべきかについて議論を行いました。

交通システムの安全性や信頼性は常に自然災害のリスクに応じて決まります。したがって、これらのリスクを事前に予期して回避することが重要となる一方で 精度の高い設備を導入するためには大きなコストがかかります。Transportationグループでは、トレードオフとなるコストと安全性を各国がどのように考え、 気候や技術が変化していく中での今後の方向性としてどのようにすべきかを検討しました。

Structure

Structure group worked on Prevention and Mitigation of Compound Disaster this year.

We analyzed typical disasters in Japan, Korea, and Taiwan. And found out in some cases, they were not only caused natural disasters, but also caused by man-made disasters. By analyzing the different character of disasters and social situation in Japan, Korea, and Taiwan. We think for preventing and mitigating compound disaster, structural measure and nonstructural measure both are necessary

Geotechnology

Geotechnologyグループでは、各国の斜面災害の現状と対策に関して議論を行いました。

Geotechnologyグループでは、各国の斜面災害の現状と対策に関して議論を行いました。台湾、韓国、日本の三国はともに国土の大半を山岳地帯もしくは丘陵地帯が占めるため、 人々はこのような斜面地域に住まざるを得ず、ここに多くの構造物が建設されてきました。 そんな中、近年の気候変動にともなうゲリラ豪雨などの影響から、崖崩れなどの土砂災害のリスクは高まってきています。そこで我々は斜面災害に関して各国の事例などを交えながら、 現在どのような対策がとられており、 そこにある問題点や今後どのような対策を取っていくべきかをソフト、およびハード双方の観点から議論を行いました