沖 大幹教授が第2回海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)を受賞
6月19日、第2回海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)が発表され、沖大幹教授(生産技術研究所)が2.「海洋に関する顕著な功績」分野、科学技術振興部門【海洋及び陸域の水循環に関する研究】で表彰されることになりました。沖教授らは地球規模の水循環の研究を進める中で、ダム貯水池、灌漑などの人間活動も考慮した先端的な水循環モデルを開発し、人間の経済活動が地球の大気、海洋、陸域の水循環に与える影響を明らかにしています。淡水のみならず、窒素などの栄養塩や土砂の供給を通じて陸は海に大きな影響を与えています。そうした 陸と海を結ぶ水の量や質の推計、さらにはそれらに対する気候変動の影響に関する沖教授らの研究が評価され、今回の受賞につながったもので、昨年の日本学士院学術奨励賞や科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)、日経地球環境技術賞に引き続く快挙です。 表彰式は7月23日(木)に横浜赤レンガ倉庫で執り行われる予定で、記念のシンポジウムも併せて開催されます。
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第2回海洋立国推進功労者表彰の受賞者決定について:文部科学省
「海洋シンポジウム2009」