景観研究室が取り組む山中湖のプロジェクトが、都市景観大賞(特別賞)に選定 Laboratory of Landscape and Civic Design is co-awarded for the projects around Common Space HIRARI in Village of Yamanakako
山中湖村では、富士山世界遺産登録(2013年)をきっかけに、地域振興・観光振興に向けた取組みを行なっています。その一環として設置された山中湖村デザイン戦略会議では、東京大学社会基盤学専攻景観研究室を中心とした研究成果と、地域住民との議論をベースに立案したデザインノートに基づいて空間整備を進め、官民が連携してまちづくりに取り組んでいます。
今回受賞した山中湖村平野「ゆいの広場ひらり」は、その先行的プロジェクトです。集落の中心部の空間整備をきっかけに、住民の自主的な取組みも活性化しはじめ、地域の暮らしの風景が再生しつつあります。
審査講評では「山中湖湖畔に点在する景観事業の先導的役割を果たす」空間として、地域の既存建築物の丁寧な「保全再生」と、「新たなコミュニティ拠点の創出に成功している」ことなどが認められ、この度、都市景観大賞「都市景観の日」実行委員会会長賞(特別賞)を受賞しました。プロジェクトの概要および審査講評は、以下をご覧ください。