生研・目黒公郎教授,宮崎早苗客員准教授,大原美保助教が2007年度業務改善「総長賞」を受賞

 都市基盤安全工学国際研究センター(ICUS)の目黒公郎教授・宮崎早苗客員准教授・大原美保助教が,医学部附属病院・環境安全本部と連携した「防災対策マニュアル及び地震時の東大病院の防災拠点としてのあり方に関する共同検討ワーキンググループ(WG)」の活動により,2007年度業務改善「総長賞」を受賞しました.業務改善「総長賞」は学内教職員による優れた業務改善の取組を対象としており,受賞課題は「附属病院における携帯型災害対応マニュアルの作成とE-ラーニングによるマニュアルの実践的学習」です.平成19年12月21日午後に安田講堂にて表彰式が開催されました.

 

 医学部附属病院は東京都の災害拠点病院に指定されています.WGでは,医師・看護師等の職員が行うべき行動をA5版リングファイルにコンパクトにまとめ,平常時および災害対応時に要点を確認できる環境を整えました.また,個人レベルでのマニュアルの浸透を目指して,「地震時の初動対応に関するE-ラーニングシステム」を開発し,平成19年一斉防災訓練の前に看護師836名,医師264名が学習を行いました.WGでは,今後も病院の災害対応力の向上を目指して活動を行う予定です.

http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/topics/IISNEWS/IISNEWS110.pdf