生産技術研究所 水谷司 准教授が令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞
・業績名:「インフラの状態把握のための革新的計測情報処理技術の研究」
・業績内容:都市の安全安心を高めるためには膨大な数あるインフラの状態や自然環境を広域・リアルタムに把握する必要がありますが、低コスト、低労力でそれを実現する技術は未だ存在していません。水谷准教授は既設の通信アンテナや車載して走行しながら高速にインフラの表面と内部情報を収集できる測距レーザー、地中レーダーを活用し、その計測信号を高度に全自動で処理することで、低コストで,広域かつリアルタイムでの豪雨の検知と「三次元地表地中空間情報」を国土レベルで構築する高度な技術を開発しています。本研究はインフラの状態と自然環境を把握する技術にパラダイムシフトをもたらすと期待されています。
■参考■
令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者の決定について