卒業生の「測量士」・「測量士補」の認定について

本学の土木工学科・社会基盤学科の卒業生は、以下を条件に、国土地理院への登録により、「測量士補」の国家資格が認定されます。

(1)土木工学科卒業生(平成15年度以前に3年生に進学した者)
認定に必要な単位取得科目:「測量学」、「測量学実習」

(2)社会基盤学科卒業生(平成16年度に3年生に進学した者)
認定に必要な単位取得科目:「測量学」、「測量学実習」

(3)社会基盤学科卒業生(平成17年度以降に3年生に進学した者)
認定に必要な単位取得科目:「空間情報学I」、「空間情報学実習」
また、上記の条件を満たす卒業生は、測量に関する1年以上の実務経験を有することを条件に、国土地理院への登録により、「測量士」の国家資格が認定されます。
なお、測量士・測量士補は、基本測量(国土地理院が行う測量)、公共測量(基本測量以外の、国または公共団体が費用を負担して行う測量)に従事するための資格です。
測量士は、測量計画の作成や実施の責任者となる資格であり、測量士補は、測量士の作成する計画に従って測量作業を行う資格です。

《注意》
国土地理院への登録は、卒業後(任意時点)に各個人が行うものです。学科がこの登録を代行するものではありません。登録に関しては、その必要性が生じた段階において、各自、国土地理院のホームページを参照するなどし、適切に対応してください。
学科のカリキュラム改正により、資格要件は将来的に変更される可能性があります。また、測量士・測量士補の資格認定は測量法・測量法施行令に基づくものであり、これらの法改正によっても、資格要件は将来的に変更される可能性があります。資格要件に変更が生じた場合は、その都度、学生向けに通知します。
上記「1年以上の実務経験」には、公共測量・民間測量(民間が全費用を負担する測量)の双方が含まれます。この際、民間測量への従事には、法律上、測量士補の資格は必要ありませんが、公共測量への従事には、先に述べた通り、測量士補の資格が必要になります。
問合せ先:布施孝志教授