沖・鼎研究室が日本水大賞奨励賞を受賞!

 当専攻の沖・鼎研究室(生産研)が、「ヴァーチャルウォーターを考慮した世界水資源アセスメント」で、第6回日本水大賞の奨励賞に輝きました。日本水大賞は、研究成果そのものに対して与えられる活動ではなく、水循環系の健全化に寄与すると考えられる活動で、水環境、水資源、水文化、そして水防災といった分野における諸活動(研究、技術開発を含む)を対象として与えられる賞です。これまでは、いわゆるNGO/NPOによる地域の水辺空間の保全活動等や、小中学校、高校の課外活動における調査研究等による受賞ばかりでしたが、今回初めて、大学の研究室からの受賞となりました。これは、学会での発表や学術雑誌への投稿といったいわゆる研究者コミュニティ内に留めるのではなく、ヴァーチャルウォーターに関する研究成果等を通じて、水資源に対する関心を広く社会に喚起し、世界の水問題と日本の暮らしを考える糸口を提供した点が評価されたものと思われます。秋篠宮殿下ご臨席の下に行われた6月3日の授賞式には、卒論、修論で当該研究に関わった卒業生等も列席し、代表して2003年3月に当専攻を修了した佐藤未希さん(現JR東日本)が日本水大賞顕彰制度委員会委員の石井弓夫氏より賞状を受け取りました。

 

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第6回日本水大賞